むし歯とは?
食べた物が歯に付き、それをエサにむし歯菌が酸を出して歯を溶かしボロボロにする病気です。
むし歯が進むほど痛みが強くなり(図C1〜C3)、最終的に歯の神経が死ぬ(図C4)と痛みは無くなります。場合によっては膿んだり腫れたりして、そのまま病院に行かなければ死に至ることもあります。
食べ物を食べなくてもむし歯になります。
口の中の歯(硬組織)以外のやわからかい組織(軟組織:歯ぐき、舌など)は、常に新しい組織と入れ替わります。(これをターンオーバーといいます)
体の皮膚の垢(あか)と同じです。
口の中で剥がれ落ちた古い細胞は歯につきます。
それがむし歯菌のエサになるのです。
食後の歯磨きはとても大事ですが、食べなくても磨きましょう。
最低でも朝起きた時と寝る前は磨きましょう。
(だ液はむし歯予防の上でとても重要ですが、寝ている時間はだ液が出る量が減り虫歯のリスクが上がります。)